ノートパソコンを終了するときに、スタートメニューを押して「電源オプション」から「シャットダウン」を押してノートパソコンの電源を切りますが、デスクトップに表示される「シャットダウンしています」という文字が終わる前に、ノートPCのフタを閉じてしまってもいいものなのでしょうか?電源が切れる前にフタを閉じるとたまにスリープモードになって完全に電源が切れていなかったことがあります。
そこで今回は、ノートパソコンの電源が切れる前、終了の処理集にフタを閉じてもいいのかどうか調べたり、確認したことをまとめました。
サポートセンターに問い合わせました
パソコンについて色々と勉強したりしていますが、分からないことは調べたり、パソコンに詳しい人に聞いたりしています。今回は、ノートパソコンをシャットダウンして電源が切れる前にディスプレイ画面部分のフタを閉じてしまうことで、PCに不具合やトラブルが生じないのか心配になったので確認してみました。
持っているパソコンメーカーのサポートセンターに直接問い合わせて聞いてみました。
こんなこと、教えてくれるのかなぁという気持ちを持ちながら電話に出た担当者に聞いてみたら、答えられる範囲でと教えてくれました。
完全に電源オフになってからフタを閉じたほうが良い
「シャットダウンをして、電源を切る操作を行っている間は、パソコンのハードウェアはまだ動いている状態ですので、画面が暗くなり電源ボタンのランプが点滅して消えるまではディスプレイ画面のフタを閉じないほうがいいです。」
ということでした。
スタンバイやスリープモードを設定しているときは、電源が切れる前にフタをすると電源が完全にオフにならずにスタンバイやスリープモードになることがあります。それで、故障などのトラブルが発生することはほとんど無いようです。
どんなトラブルや不具合が出るのか?
パソコンメーカーに問い合わせた担当者に「不具合が出るとしたら、どんなトラブルや問題が発生しますか?」と聞いてみましたが、「そこは分からないのでお答えできません。」ということでしたので、パソコンに詳しい人に聞いてみました。
今の新しいパソコンは、電源を切る前にフタをしても不具合が発生することは少ないようですが、過去に下記の症状が出たことがあるということでした。
・電源を押しても画面が表示されない
マウスをクリックしたり、Enterキーを押したり、電源ボタンを押したりしても画面が立ち上がらないことがあり、電源ボタンを長押しして強制電源切断をして、再度、電源を入れたら「ディスクのエラーチェック」画面が表示されたことがあります。
強制電源切断したときのデメリット
電源ボタンを長押しして、パソコンを強制終了するのは故障の原因になります。どんな故障や不具合が発生するのかというと、
・ファイルやデータが消える
・パソコンが起動しない
・外付けハードディスクが壊れる
・パソコンのハードディスクが故障する
パソコンを強制終了すると、ハードディスクへの影響が大きいです。ハードディスク(HDD)が記録をしているところで強制終了すると、記録作業が終わっていないことがありますし、突然止めるので、その影響でハードディスクが故障することがあります。
編集後記
サポートセンターの方、丁寧に教えて頂きありがとうございます。シャットダウンして電源を切るときは、電源ボタンのランプがきちんと消えてからフタを閉じるようにしたほうがいいようです。
パソコンには大切な写真や画像・動画、音楽データなどがたくさん入っています。エクセル(Excel)やワード(Word)などのファイルもありますよね。それにアプリなどのソフトウェアもハードディスクが故障してしまうと復旧することができないことが多いですので、リスクを少しでも減らすためにも知っておくといいですね。