Android(アンドロイド)スマートフォンでExcel(エクセル)・Word(ワード)・PowerPoint(パワーポイント)のファイルデータを開いたり、編集したり、閲覧したいときがありますよね。
特に仕事でスマホのメールにExcel・Word・PowerPointで資料が届いたときにデータや文書を確認したいときに、Microsoft(マイクロソフト)が提供しているアプリをインストールしておくとすぐに確認できますし、作成・編集も簡単にできます。
そこで今回は、スマホでExcel・Word・PowerPointを作成・閲覧・編集するためのMicrosoft Officeの公式アプリのインストール方法と使い方についてお伝えします。
目次
スマホでExcel・Word・PowerPointを作成・編集する
仕事をする上で欠かせないのがExcel・Word・PowerPointファイルです。
メールで請求書や納品書が送られてきたり、お知らせや通知・案内状などが添付されているときに内容確認したり、内容に修正があり、編集して返信するときにアプリをインストールしておくと便利です。
スマホだけではなく、タブレットでもアプリをインストールしておくと使えます。
他社製のOffice互換性アプリはどう?
Microsoft Officeに互換性のあるアプリがいくつかあります。
以前、互換性アプリを使ってみたことがありますが、Microsoft OfficeのExcel・Word・PowerPointを開いたら、レイアウトが崩れてしまったり、編集してメールで返信したら開けなかったりということがありました。
仕事で使うにはリスクがあるなぁと思い、Office互換性アプリは使用しないで、パソコンを持ち歩いていましたがスマホ用のMicrosoft Office公式アプリが出たので、今はそれを使っています。
サインインと使い方
スマホでのExcel(エクセル)の使い方
Googleプレイの「Microsoft Excel」にアクセスして「インストール」をタップします。
インストールをタップすると、ファイルのダウンロードが始まりますので、しばらく待ちます。
インストールが終わったら「開く」をタップします。
Excelに「機器上の写真、メディア、ファイルへのアクセス」を許可しますか?と表示されるので「許可しない」をタップします。
許可する場合は「許可」をタップします。
Excelファイルの準備が始まりますので、準備が完了するまで数秒待ちます。
Excelに「連絡先へのアクセス」を許可しますか?と表示されますので「許可しない」をタップします。
許可するときは「許可」をタップします。
Microsoft Officeアカウントのサインイン画面が表示されます。
アカウントを持っていれば、アカウントでサインインします。
持っていないときは、「新規登録」するか「後でサインイン」をタップします。
今回は「後でサインイン」をタップしてファイルを開きました。
「後でサインイン」を選ぶとOneDriveなどの一部の機能が利用できませんが、エクセルを操作・編集するのに不便はありません。
既存のエクセルファイルを開くときは「開く」をタップしてファイルを指定しますが、新規で作成するときは「新規作成」をタップします。
「空白のブック」をタップします。
「ファイルにプレースホルダー名をつけました。名前を変更するにはここをタップします」と表示されますので「OK」をタップして表示を消します。
セルへの入力や編集は簡単にできます。
データ入力は画面下に表示されるキーボードで操作できますし、セル範囲は◯をタップしたままスライドさせると範囲を指定できます。
切り取り・貼り付け・フォントサイズなども編集可能です。
作成したファイル、編集したファイルを保存するときは、左上にある三本線をタップしてメニューを表示します。
メニューの中から「名前を付けて保存」をタップします。
上書き保存もできますし、印刷や共有することもできます。
保存する場所を指定します。
保存先は、OneDrive・このデバイス(スマホ本体)・クラウドストレージ・Googleドライブなどに保存することができます。
名前の変更は、画面下にある「Book」をタップして変更できます。
スマホでのWord(ワード)の使い方
Googleプレイの「Microsoft Word」にアクセスして「インストール」をタップします。
インストールをタップするとダウンロードが始まりますので終わるまで待ちます。
ダウンロードが終わるとGoogleプレイの画面に戻るので「開く」をタップします。
はじめて開くときは開くのに少し時間が掛かりますが、準備が終わるまで数秒待ちます。
Wordに「連絡先へのアクセス」を許可しますか?と表示されますので「許可しない」をタップします。
許可するときは「許可」をタップします。
Microsoftアカウントを持っているときは、入力して「→」をタップしますが、Microsoftアカウントを持っていないときには新規登録から作成することができます。
Microsoftアカウントを作成しないときは「後でサインイン」をタップすることで利用できます。
新しくWordを作成するときは「+新規作成」をタップしますが、すでにあるWordのファイルを開くときは「開く」をタップしてファイルを指定することで開けます。
新規作成するときは「白紙の文書」をタップします。
「ファイルにプレースホルダー名をつけました。名前を変更するにはここをタップします」の「OK」をタップすることで表示を消すことができます。
パソコンと同じように画面をタップすることでキーボードが表示され入力可能になります。
太文字・フォントカラー・背景色など変更・編集することができます。
保存するときは左上の三本線をタップします。
メニューが表示されるので保存方法を選びます。
今回は「名前を付けて保存」をタップします。
保存する場所をタップして指定して保存をタップすることで、保存できます。
ファイル名をタップすることで変更できます。
スマホでのPowerPoint(パワーポイント)の使い方
Googleプレイの「Microsoft PowerPoint」を開き「インストール」をタップします。
ダウンロードが始まりますので終わるまで数秒待ちます。
ダウンロードが終わるとGoogleプレイ画面に「開く」ボタンが表示されますので「開く」をタップします。
PowerPointを開く準備が始まりますので数秒待ちます。
PowerPointに「連絡先へのアクセス」を許可しますか?と表示されますので「許可しない」をタップします。
許可するときは「許可」をタップします。
Microsoftアカウントの入力を求められますので、アカウントを持っていれば入力して「→」をタップします。
持っていない人は「新規登録」するか「後でサインイン」を選びますが、今回は「後でサインイン」をタップします。
サインインしない場合は、一部機能が使えないなどの制限がありますが、通常使う分には支障はありません。
PowerPointを新規で開くときには「+新規作成」を選び、既存のファイルを開くときには「開く」で保存先までタップで進んで開くファイルをタップします。
今回は新規作成しますので「+新規作成」をタップします。
「新しいプレゼンテーション」をタップします。
「ファイルにプレースホルダー名をつけました。名前を変更するにはここをタップします。」と表示されますので「OK」をタップして表示を消します。
PowerPointの画面が表示されますのでパソコンと同じように作成することができます。
このような感じですね。
ファイルを保存するときは左上の三本線をタップしてメニューを表示します。
メニューの中から「名前を付けて保存」をタップします。
保存先を選び、ファイル名を修正したら「保存」をタップします。
編集後記
スマホでExcel・Word・PowerPointを作成したり、操作するのは慣れが必要です。
パソコンみたいにスムーズに作成したり、表を作ったりするのには時間が掛かりますので、スマホでは閲覧と編集にするのがいいと思います。
一から作るにはスマホの操作性を考えると時間が掛るのでタブレットで作成するか、パソコンで作成するかしたほうが作成時間が短くなります。
Microsoftの純正アプリなので、他社の互換性Officeアプリと違い、レイアウトが崩れたり、色が違ったり、相手が開けなかったりというトラブルはありませんので、信頼性は高いです。
仕事も絡めて使うなら、純正アプリがおすすめです。