パソコンから写真やプリントなどを印刷したい場合には、印刷するものに適した設定にしないと綺麗に印刷することができません。
写真印刷なのにモノクロで印刷されたり、プリントは白黒印刷でいいのにカラーで印刷されたりします。
そこで今回は、プリンターの設定変更で思い通りの印刷したいと思います。
目次
プリンターの設定を変更して最適印刷
プリンターは、印刷前の設定によって印刷品質や速度・コストが大きく変わります。例えばウェブページを印刷する際に、「目的地までの地図」や「料理のレシピ」などは、モノクロでも十分ですよね。
「どんな配置で印刷されるのか」のテストの場合は、綺麗な印刷は必要がありませんので、「速い」印刷で構わないし、プレビュー画面で確認するだけでも十分です。
逆に、他人に渡す写真は「きれい」で高品質に印刷したほうがいいです。ここでは、ブラザー(brother)製プリンターの設定画面を例にして、用途に応じた設定を紹介します。
他のキャノンやエプソンなどのプリンターでも基本操作は変わりませんので、参考にして頂ければ嬉しいです。
プリンターの設定変更
1.設定したいプリンターを選ぶ
こちらはエクセルの印刷画面です。プリンターのところで、印刷に使うプリンターをクリックしたあとに「プリンターのプレビュー」をクリックします。
2.印刷品質を選ぶ
「基本設定」タブを開き、印刷品質の中から、最高画質・普通・高速を選びます。
最高画質を選ぶと低速印刷でインク消費量が多いですが、綺麗な印刷ができます。逆に高速を選ぶと高速印刷でインク消費量が少ないですが、印刷が粗かったり、薄かったりします。
「拡張機能」タブでは、印刷時のカラー印刷かモノクロ印刷かを選ぶことができます。
3.印刷レイアウトを設定する
「基本設定」タブでレイアウトのプルダウンをクリックすると、割り付け印刷の設定ができます。割り付け印刷とは、1枚の用紙を分割して、複数ページ分を印刷することです。
1ページは小さくなりますが、用紙やインクを大幅に節約することができます。枚数が少なくなるので、ページ数の多い資料をコンパクトにまとめられるという効果もあります。
また、両面印刷や小冊子印刷も設定することができます。
4.印刷プレビューをチェックする
印刷プレビューにチェックを入れて、「OK」をクリックします。
これで、印刷をする前にプレビュー画面で確認することができ、全部で何枚あるのか、各ページがどのように印刷されるのかをチェックすることができます。
編集後記
モノクロ写真や文字だけの原稿など、もともとあモノクロのデータも、インクの節約には「モノクロ」を指定して印刷したほうがいいです。
たとえモノクロ写真でも、カラーモードで印刷するとカラーインクも使われることがあります。そうするといつの間にか黒のインクだけでなく他のカラーインクも減ってしまい、いざ使おうと思った時に交換しないと使えないということも。
プリンター設定変更の効果
- 印刷の速さ・きれいさなど、重視したい目的に合わせて最適な設定ができる
- 紙やインクを節約して低コストで印刷できる
デスクトップのアイコンをもっと使いやすくする設定もあります。
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