パソコンを使うときに、私の生活には欠かせなくなってしまったインターネット。
便利な半面、インターネット利用者には危険が潜んでいます。それはコンピューターウィルスと呼ばれる不正プログラムがパソコンに知らない間に入っていたり、偽のウェブサイトで会員情報が盗まれるフィッシング詐欺などがあります。
そこで今回は、パソコンに潜む4つの危険について紹介します。
パソコンが危険にさらされている「4つの危険」
今使っているパソコンやパソコン使用者自身にもたらす4つの危険には、「情報漏洩」、「金銭」、「破壊」、「なりすまし」という脅威の種類があります。
言葉は聞いたことがあると思いますが、それぞれどんなモノなのか確認しましょう。
情報漏洩問題
パソコンがウィルスに感染すると、インターネット経由で第三者が遠隔操作できる状態になり、自分のパソコンに保存されているあらゆるデータが盗まれてしまう「情報漏洩」が大きな問題になっています。
金銭問題
情報漏洩も深刻な問題ですが、金銭的被害も深刻な問題です。この金銭的な被害はどうやって起こるのか説明しますね。
代表的なのがネットバンキングのIDやパスワードなどが盗まれてしまい、勝手に自分の口座から知らない第三者に送金されてしまうという「不正送金」のことです。
迷惑メールで金融機関を装った偽のメールが届いたりしたことがありませんか?
このメールに書かれているURLにアクセスすると偽のウェブサイトが表示され、ネットバンキングを利用するためのIDやパスワードなどを盗み出す方法です。
利用者が気を付ければ見破ることが出来ますし、今では金融機関の対策も進んでいるため、情報が盗まれたとしても簡単に悪用されることが無い様になっています。
と思いきや、最近では、パソコンに感染したウィルスが、本物のネットバンキングの表示を部分的に書き換えて、必要な情報を入力させて操作を乗っ取る方法が広まっています。
自分が操作をしている間に、ウィルスを通して、他の第三者が自分の口座のお金を勝手に送金してしまいます。
破壊行為
ウィルスや外部からの操作でパソコンに入っているデータが書き換えられたり、削除されたりする破壊行為を受けます。
重要な書類のデータが一部でも改ざんされたりすると仕事への影響が甚大です。さらにウィンドウズの重要なファイルが削除されてしまうとパソコンが起動しなくなります。
また、フォルダーやファイルなどに勝手にパスワードや暗号化してしまい、「データを元に戻したいならお金を払え」という金銭的な要求をしてくる、質の悪いウィルスもありますので注意が必要です。
なりすまし
不正なプログラムが自分のパソコンに入り、外部から操作できるようになります。そうなると、自分のパソコンから勝手に別のパソコンに悪意のイタズラをしたり、攻撃を仕掛けたりして、自分のパソコンを踏み台にしていきます。
これは恐ろしいことで被害者から見ると「自分のパソコン」が攻撃者に見えることから、自分が知らない間に、犯罪に使われてしまっているということになるのが「なりすまし」です。
ネット経由で第三者からの指示を受けて、サーバーなど別のコンピューターに攻撃をする「ボット」という不正プログラムがあり、規模が大きくなると「ボットネット」といいます。
自分のパソコンは第三者からの被害を受けているだけにも関わらず、「加害者」にもなる可能性があるのがインターネットです。
まとめ
さて、パソコンでインターネットを利用すること多く、危険をはらんでいることが分かりますよね。
ニュースでもいろいろとパソコンを使った犯罪やウィルスが話題になっています。いつ自分がそうなるか分かりませんので、安全を確保するためには、セキュリティソフトでの対策は必須だと言えます。
どんな危険があるか分かりましたよね。パソコンを危険から守ることは、自分の身を守ることにもなります。
コメントを残す