パソコンがウィルス感染してしまうのはなぜか?
パソコン初心者には分からないことですよね。でも、迷惑メールという言葉は聞いたことがあると思いますが、まさに迷惑メールもウィルス感染を引き起こす可能性がある原因の1つです。
そこで今回は、どういうときにウィルス感染するのかを調べてみました。
ウイルスを実行すると感染する
ウイルスは、勝手に感染するのではなく、ウィルスもプログラムなので、ウイルスのプログラムを実行しない限りは単なるデータでしかありません。
そのため、ウイルスを実行させようとウイルス作成者は、色んな方法で開かせて、実行させようとします。
例えば、「クラッシュ寸前です。無料修復はこちら」とか「重要な書類ですので、必ず目を通して下さい」などといって、ファイルを開かせようとします。
友達や知り合い、仕事関係、金融機関などを装い、ウイルス付きの電子メールを送ってくることもあります。
ウェブサイトだと「年齢確認」などの画面をクリックすると、ウイルスが実行するという手法もあります。
このように、パソコン利用者に気付かれないように、ソフトの機能を悪用したり、不具合を利用したりして、自動でウイルスを実行させようとしてきます。
ウイルスの最大の感染経路は2つ
パソコンがウイルスに感染する主な経路は、インターネットのウェブサイトと電子メールです。
ウェブサイトを利用する時は、以前はアダルトサイトやゲームサイトのような怪しいページを使って、サイト内を閲覧するには無料登録が必要となり、登録したメールアドレス宛にメールを送り、ウィルス感染させる方法がありました。
今は、ホームページ上にあるツイッターやフェイスブックなどのSNSに投稿を促すページにアクセスするとウイルスに感染するといったものもありますし、セキュリティソフトと偽り、支払いを請求してくるようなウイルスもあります。
もっと巧妙になってきており、金融機関や行政などのWEBサイトを全く同じようなサイトを作成して、ウイルスを配布させたり、IDやパスワードを盗み取るような手口も増えてきており、注意が必要です。
怪しいページを開かないというだけでは、安全にインターネットを利用することが出来ないのかも知れませんね。
金融機関を装った電子メールがコレ!
これは、三菱東京UFJ銀行を装った電子メールです。メールアドレスは、「bk@mufg.jp」となっています。
三菱東京UFJ銀行のサイトのURLを確認すると、メールアドレスを確認してみると、酷似というよりは素人が見てしまうと全く同じで、信用してしまいそうです。
でも、電子メールのURLをクリックしてはいけません!!
これは、偽メールだからです。だって、私、三菱東京UFJ銀行に口座がありませんからぁ~。クリックすると三菱東京UFJ銀行と同じようなサイトが表示され、IDやパスワードなどを盗むフィッシングサイトにいくかと思います。(クリックしたことが無いので本家サイトの注意事項を参考に)
編集後記
セキュリティ関連の情報に関しては、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のページに詳しい掲載がありますので、IPAのサイトも参考にするといいと思います。
文章で説明しながら書きましたが、
- 電子メールからウイルス感染
- ホームページ閲覧からウイルス感染
- 企業や行政サイトを装うフィッシングサイトからIDやパスワード盗む
- ファイル交換ソフト(P2P)経由のウイルス感染
- USBメモリからウイルス感染
- 偽のウイルス対策ソフトからウイルス感染
などが感染ルートとしては考えられます。
知らないでパソコンを使うよりも、知った上でパソコンを利用し、インターネットを活用することで意識も違ってきます。それに、ウイルス対策ソフトを使って入れば、怪しいサイトなどは警告画面を表示してくれたりします。
警告画面が表示されたら、そのサイトは開かないようにしましょう。
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