自分が使いやすいカレンダーやスケジュール帳などの管理台帳をエクセルで作ったときに曜日を入れるのと一緒に六曜も表示させたいと思いました。結婚式や婚姻届、葬式・告別式・お通夜、納車日・引っ越し・お宮参りなど、縁起のいい日に行なうために六曜を活用している人は多くいます。私は六曜を自分で作成したスケジュール帳に六曜を入れたいと思い調べてみました。
そこで今回は、エクセル(EXCEL)で作成したカレンダーに関数を使って六曜を表記する方法をお伝えします。
目次
エクセルで作ったカレンダーに六曜を反映させる方法
自分が使いやすいように作成したカレンダーやスケジュールのエクセルに六曜を表示させたいと思い、色々と調べてみました。調べると「アドイン」というものを使って六曜を算出するという方法がメインのようです。
アドインとは、エクセル(Excel)をパワーアップしてくれるツールのことらしいのですが、今まで使ったことがないため今回は、アドインを使った六曜算出ではなく、関数を使って六曜を表示させる方法を紹介したいと思います。
六曜リストを作成する
まず、日付と六曜が分かるリストをテキスト化します。この六曜リストさえあれば、関数を使って簡単に六曜をカレンダーやスケジュール帳に表示させることができます。ただし、これを作っていると大変なので、私がエクセルで作成した六曜テキストをご活用ください。
2016年~2050年までの六曜をまとめた表です。
エクセルファイルのシートに六曜リストを追加する
カレンダーやスケジュール帳などを作成したエクセルファイルにシートを追加してシート名を「六曜リスト」とし、そのシートに対象となる年数の六曜テキストを、ダウンロードしたエクセルファイルから貼り付けます。
VLOOKUP関数を使ってカレンダーに六曜を表示する
エクセルで作成したカレンダーやスケジュール帳に六曜を表示させる場所を作成します。
六曜を表示させるセルC2を選び、関数の挿入「fx」をクリックします。
関数の挿入画面が表示されますので、関数の分類で「すべて表示」を選び、関数の検索で「VLOOKUP」を入力して、「検索開始」をクリックします。
すると、関数名に「VLOOKUP」が表示されますので、クリックしてから「OK」を押します。
VLOOKUP関数を使って、日付に合った六曜を表示させたいと思います。関数の引数画面が表示されますので、下記の従ってそれぞれの項目を入力していきます。
=VLOOKUP(A2,六曜リスト!$A$2:$B$367,2,0)
検索値:A2…六曜を表示させたい表の日付を選ぶ
範囲:六曜リスト!$A$2:$B$367…六曜リストの範囲を指定します
列番号:2…検索値と指定した範囲で一致したら同じ行にある2列目の値を返す
検索方法:0…FALSEで完全一致の値を指定します
結果が最後に表示されます。今回は「仏滅」が六曜表示なので合っていることを確認して「OK」をクリックします。
セルC2の六曜が表示されました。
セルC2をコピーして、六曜を表示したい範囲に貼り付けることが日付に合った六曜を反映させることができます。
編集後記
エクセルの関数を使って六曜を自動表示することができました。この関数を使った六曜入力の面倒なところは、その年の六曜テキストを作成することです。365日分の六曜を調べて六曜リストを作成するのがとても面倒で、時間が掛かる作業になります。
そこで、2050年までの六曜リストを作成して、エクセルファイルにしていますので、カレンダーに六曜を入力したいという人は、ダウンロードして使って頂ければと思います。
お世話になっております。利用させていただきました。
しかしダウンロードできる六曜のリストに間違いがあるようです。
全て検証したわけではないのですが、少なくとも2018年の10月は1つズレていました。
連絡ありがとうございます。全て確認してズレているところを修正させて頂き、修正後のファイルをダウンロードできるようにさせて頂きましたm(_ _)m
「2050年までの六曜リストを作成して、エクセルファイルにしていますので、カレンダーに六曜を入力したいという人は、ダウンロードして使って頂ければと思います。」を利用したいのですがどこからダウンロードすればよいのでしょうか?
見出し「六曜リストを作成する」にあるファイルがそうです。