以前、「スタートアップ」フォルダに登録されている自動起動するソフトのショートカットファイルを削除する方法を紹介しました。
でも、スタートアップフォルダ以外にも自動起動するソフトがあります。
そこで今回は、スタートアップフォルダ以外の自動起動ソフトを停止してパソコンを高速化したいと思います。
目次
タスクマネージャーからパソコンへの負荷を軽減する
スタートアップ以外にも実は自動起動するソフトがあります。
その自動起動するソフトは「タスクマネージャー」に登録されていますので、そこで「無効化」すれば自動起動を停止することができます。
でも、スタートアップに比べたら重要なソフトが登録されていますので、無効化する際には自動起動を停止しても問題が無いか十分に理解した上で無効化する必要があります。
また、自動起動するソフトの中には、そのソフトの設定画面で自動起動を無効化出来るものもあります。
その場合、タスクマネージャーではなくて、個々のソフトから設定するようにしましょう。
タスクマネージャーから自動起動ソフトを停止する
1.自動起動ソフトを表示する
「スタート」ボタンを右クリックして、「タスクマネージャー」をクリックします。
タスクマネージャーの画面が表示されますので、「スタートアップ」のタブをクリックすると自動起動するソフトの一覧表が表示されます。
一覧表の中から自動起動させたくないソフトを右クリックして「無効化」をクリックするか、自動起動させたくないソフトをクリックしてウィンドウの右下にある「無効にする」をクリックします。
2.自動起動ソフトが無効化
状態の欄が「無効」になっていることを確認しましょう。
ただし、無効になったからすぐに自動起動されないということではありません。再起動が必要になります。
元に戻すには、右クリックして「有効化」をクリックするか、右下にある「有効にする」をクリックします。
3.起動を遅くしているソフトを見るける
「スタートアップへの負荷」の項目には、そのソフトがWindowsの起動をどのくらい遅くしているかの目安が表示されます。
項目名をクリックすると、負荷の順に並び替えることも可能です。負荷の高いソフトは、自動起動をやめられないか確認してみましょう。
ソフトの設定で自動実行を停止する方法
各ソフトから設定を変更しますが、私が使っているソフトで自動起動をソフトからするのは「Skype」しかありませんので、今回はSkypeの自動実行を停止してみたいと思います。
デスクトップ版のSkypeを起動して「ツール」 ⇒ 「設定」をクリックします。
「一般設定」をクリックして、「コンピュータ起動時にSkypeを起動」のチェックを外して「保存」をクリックすると、以降は自動起動しなくなります。
編集後記
タスクマネージャーのスタートアップ画面に表示されている自動起動ソフトは、「スタートアップ」フォルダに登録されているソフトも含まれています。
「スタートアップ」フォルダにある自動起動ソフトを停止させたい場合は、「スタートアップ」フォルダに登録されている「 自動起動ソフトのショートカットファイルを削除する方法 」をまずは試してみましょう。
タスクマネージャーで自動起動ソフトを無効化する効果
- スタートアップフォルダにない自動起動ソフトを起動しないようにする
- Windowsの起動が速くなり、全体の動作速度と安定性が向上する
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