エクセルで表を作成し、文字入力は問題なく出来ました。でも、セルの内容をコピーして貼り付けたのですが、貼り付けたセルの文字を修正しようと矢印キーの「→」や「←」キーを押すとセルが移動するだけで文字の入力ができないときは、どうしたらいいのでしょうか。
そこで今回は、入力した文字を修正するときの方法についてお伝えします。
入力した文字・数値を修正する手順
エクセルの文字や数値を他のセルからコピーしてきて貼り付けましたが、その文字を修正する方法が分かりません。矢印キーを押すと隣のセルに移動してしまって修正することができずに、「2016年度」をセルC3に貼り付けたはいいけど、結局「2017年度」と入力していました。
セルに入力した文字を修正する方法は2つありますので紹介します。
F2ボタンを教えて編集モードにする
文字を修正したいセルをクリックして、セルに太枠を表示させます。
キーボードの左上にある「F2」ボタンを押します。
「F2」ボタンを押すと、セルC3の文字の一番後ろにカーソルが表示されます。セルの中にカーソルが表示されることで編集モードになります。
矢印キーの「←」を押すとカーソルが左に移動します。画像では2016の6の後ろにカーソルが移動しましたので、「BackSpace」キーを押して6を消し7を入力することで「2017年度」に文字を修正することができます。
ダブルクリックで編集モードにする
文字を修正したいセルにマウスポインターを持っていきます。
修正したいセルの上でマウスをダブルクリックします。
編集モードになり、セルの中にカーソルが表示されます。
矢印キーの「←」を押すとカーソルが左に移動します。画像では2016の6の後ろにカーソルが移動しましたので、「BackSpace」キーを押して6を消し7を入力することで「2017年度」に文字を修正することができます。
編集後記
セルに入力されている文字を編集するときには、編集モードにする必要があります。編集モードはセル内にカーソルが表示されている状態です。
文字を入力するときは、セルに太枠を表示させた状態で文字を入力すればいいですが、入力文字を間違えたとき矢印キーの「←」を押すと、セルが隣に移動してしまい文字の修正はできません。そのときは、編集モードにするために「F2」ボタンを押すか、ダブルクリックすることで文字を修正することができるようになります。