エクセル(Excel)で資料作成をするときに作成日や年月を入力します。日付を6月1日とか2017年6月1日を入力して日付や年月を表示したいのですが、Enterキーで確定すると「Jun-17」と自動で英語表示になってしまいます。分かりにくいので、通常の6月1日とか2017年6月1日に変換したいと思います。
そこで今回は、年月を表示したいのに英語表示になるときの修正・変換方法をまとめました。
日付が英語表示になる
資料の作成日や年月を表記するためにセルに入力したら、英語表示になってしまいました。セルにカーソルを合わせると数式バーには「2017/6/1」と入力されていますが、表記だけが英語になってしまっているようです。
英語表示は馴染みがありませんし、分かりにくいので表示方法を変更したいと思います。
セルの書式設定を開く
日付の表示を変更したいセルをクリックしたら、「ホーム」タブをクリックして、数値グループの「表示形式」ボタンをクリックします。
「セルの書式設定」画面が表示されますが、日付の表示に関しては分類の中の「日付」と「ユーザー定義」で変更することができますので、2通りの変更方法をお伝えします。
日付の表示方法を変更・修正する
【分類の日付から変更する】
「表示形式」タブの分類の中から「日付」をクリックすると右側の種類に表示できる種類がリスト化されていますので、表示させたい形式をクリックして「OK」ボタンを押すと表示がかわります。
【分類のユーザー定義から変更する】
表示させたい日付の形式が無いときには「ユーザー定義」を使うといいです。
「表示形式」タブをクリックしたら、「分類」の一番下にある「ユーザー定義」をクリックすると右側に種類が表示されます。種類の下に任意で文字を入力します。日付の場合は、
y:年
m:月
d:日
を表しています。今回は年月だけを表示させたいので「y」と「m」を使います。
ユーザー定義 | 実際の表示 |
---|---|
yyyy/m | 2017/6 2017/12 |
yyyy/mm | 2017/06 |
yy/mm | 17/06 |
yyyy/m/d | 2017/6/1 |
ユーザー定義に入力した表示形式が、実際にどのような表示になるのかを一部表にしてみました。
yyyyと入力することで西暦を4桁で表示し、yyと入力することで西暦を下2桁で表示することができます。
「セルの書式設定」で「OK」ボタンを押したら、エクセルの表示も変更されます。
編集後記
セルの書式設定での「ユーザー定義」は、既定の表示では対応できないときに役立つ機能です。
私は、人・kg・枚・個・台など単位を表すときにユーザー定義を使っています。エクセルの表計算で、数値と文字を入力してしまうと計算することが出来なくなってしまうので、このユーザー定義を使って単位を表示しながらも計算することができます。