万が一、パソコンの調子が悪くなってしまった場合、メンテナンスで解決できることもありますが、どうしてもデータの復旧ができなくなる場合もあります。
パソコンの寿命は、使用状況にもよるようですが、だいたい5年位みたいです。壊れてからではパソコンの復旧は難しいです。
そこで今回は、手軽に出来るパソコンのバックアップを作成しておこうと思います。
- 自動検索ツールを使い不要ファイルを削除し空き容量を増やす方法
- Windows8/8.1でファイルを自動複製し誤って削除したら復元する
- Windows8/8.1のハードディスクをエラーチェックしてPCをメンテ
目次
パソコンが壊れた?ときの保障を確保する
一家に1台、家族に1台、パソコンがある家庭も多いと思います。会社もそうですが家でもパソコンが無いと困ることが多くなりました。
パソコンも消耗品なので、数年使っていれば不具合が出てくることもありますし、突然パソコンが立ち上がらないとか、画面が暗くなり動かなくなったという経験があります。
このように調子が悪くなったパソコンは、復元操作や回復ドライブといった操作が必要になります。
それでも解決できない厄介な状態に陥ってしまった場合のために作成しておきたいのがハードディスクのバックアップディスクです。
DVDや外部ドライブに起動ドライブ(通常はCドライブ)をまるごとバックアップしておけば、パソコンの調子が悪くなった時に、バックアップ時の状態に戻せるため、再セットアップよりもてあるに解決することができます。
バックアップファイルを作成する
1.イメージバックアップディスクの作成画面を開く
「スタート」ボタンを右クリックしメニューを表示して、「コントロールパネル」 ⇒ 「システムとセキュリティ」 ⇒ 「ファイル履歴」をクリックします。
ファイル履歴の画面が表示されたら、左下にある「システム イメージバックアップ」をクリックします。
コントロールパネルの詳しい開き方やショートカットの作成方法は、別途紹介させて頂いてますので「 こちら 」をご確認下さい。
2.バックアップの保存先を選択する
「システム イメージバックアップ」をクリックすると、「システム イメージの作成」画面が表示されますので、検索が終わるのを待ちます。5秒程度で終わります。
バックアップを保存するデバイスの選択画面が表示されます。
ここで外部ハードディスクやDVDドライブなど保存先を選択して「次へ」をクリックします。
3.バックアップするHDDを選択する
複数のHDDドライブが搭載されている場合は、バックアップするHDDの選択画面が表示されます。ここからバックアップするHDDにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
4.バックアップを開始する
バックアップするHDDに間違いがないかを確認して、「バックアップの開始」をクリックします。すると、バックアップが開始します。
2で、DVDドライブを選択した場合は、容量によって複数のメディアが必要になることがあるので、画面の指示に従ってメディアを入れ替えながらバックアップの書き込みを行ないましょう。
「バックアップを開始」をクリックすると、システム イメージの作成画面が表示され、バックアップの進捗が分かる画面になります。
バックアップする容量にもよりますが、しばらく時間が掛かりますので終わるまで待ちます。
「バックアップは正常に完了しました。」と表示されたら「閉じる」をクリックして完了です。
私の場合、約100GBの容量をバックアップするのに20分程掛かりました。1つの目安時間にして頂ければと思います。
5.作成したバックアップファイルを確認する
2で指定したバックアップ先に、「WindowsImageBackup」という名前のファイルを作成されているか確認しましょう。
このファイルが作成されていれば、パソコンの調子が悪いときに簡単に復元することができます。
編集後記
バックアップ用の外付けハードディスクを1つ、準備しておくと手軽に簡単操作でバックアップを作成するとこができます。
定期的にバックアップは更新しておいた方がいいです。1年前のデータよりも1ヶ月前のデータの方がいいですよね。
パソコンのメンテナンスやバックアップは日々の備えですから、月に1度は行なっておくといいと思います。
バックアップファイルを作成しておけば、パソコンのトラブル時に何とか対応できるのでひとまずは安心できます。
私の会社の勤めているIT業界では、毎日バックアップを取っていますが、個人であれば月1回でいいのではという感覚です。
バックアップをWindowsに復元する方法
ここで作成したバックアップをWindowsに復元するには、回復ドライブを使ってブートを実行し、「トラブルシューティング」 ⇒ 「詳細オプション」 ⇒ 「イメージでシステムを回復」を選択すれば、復元することができます。
復元する際の、詳細な手順に関しては別途ご紹介したいと思います。
システム イメージバックアップを行なう効果
- パソコンの状態を丸ごと保存することができる
- バックアップしたディスクから直接復帰できるのでリカバリーが簡単にできる
コメントを残す