パソコンの設定を省電力モードにしていることが多いですよね。
バッテリーの持ちを長くするためとか、消費電力を最小限に抑えて電気代節約するという気持ちになり、省電力モードになんとなくしていたりします。
でも、パソコンの動きを速くしたいという時には、省電力モードを解除してあげると起動が早くなります。
そこで今回は、パソコンの省電力設定を変更して高速化したいと思います。
目次
パソコンの最高速で使用して快適に作業する
パソコンの消費電力は、「速く動かそうとするほど電力が上がる」と思った方がいいです。そのため、ノートパソコンなどは省電力設定になっていることがあり、パソコンの動作を遅くしている原因になっています。
でも、電源に接続して使っている場合やバッテリーの使用時間が短くなっても、とにかく早く作業を終わらせたい場合は、オンラインゲーム、動画視聴で画面が「カクカク」して見づらかったりすると、消費電力を上げてでも処理速度を速くしたいと思ってしまいます。
ノートパソコンの場合、、電源設定は「バッテリ駆動」と「電源に接続」のどちらかについて設定することができます。実際に作業している環境に合わせて設定しましょう。
パソコンの省電力設定を変更する
1.電源オプションの設定画面を開く
「スタート」ボタンの上で右クリックしてメニューを表示し、「コントロールパネル」 ⇒ 「ハードウェアとサウンド」 を開き、「電源オプション」をクリックします。
コントロールパネルの詳しい開き方やショートカットの作成方法は、別途紹介させて頂いてますので「 こちら 」をご確認下さい。
「電源プランの選択またはカスタマイズ」画面で、使いたい電源プランにチェックをいれてから「プラン設定の変更」をクリックします。
パソコンを高速化したいなら、「高パフォーマンス」がおすすめです。
2.ハードディスクの電源を切らない
「プラン設定の編集」画面が表示されたら、「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
「電源オプション」画面が表示されたら、「ハードディスク」 ⇒ 「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」をクリックすると、「電源に接続(分)」が表示されます。
「電源に接続(分)」の時間を「なし」にすると、しばらく操作をしない場合でもハードディスクの電源が切れず、再始動の時間待ちが無くなります。
3.無線LANを最高速で使う
「ワイヤレスアダプターの設定」 ⇒ 「省電力モード」をクリックして、バッテリーだけで使っているのか、電源コンセントに接続して使用しているのか使用状態に合わせて項目を選び、「最大パフォーマンス」にすると、無線LANの出力が下がらずに高速で通信することができます。
4.CPUを常に最高速にする
「プロセッサの電源管理」から「最小のプロセッサの状態」と「最大のプロセッサの状態」の両方を「100%」にすると、CPUの能力が常に100%使用されることになるので、PCの動きが常に高速になります。
すべての設定が終わったら「適用」をクリックすることで設定が反映されます。あとは不要なウィンドウを「×」印で閉じておきましょう。
編集後記
パソコンに内臓されているハードディスク(HDD)を読み書きしない状態がしばらく続くと、内蔵HDDの電源が切れる設定になっています。
使わない時は電源を切ることで消費電力を下げているのですが、再度読み書きするときにはHDDの「電源オン」して、「ディスク回転開始」(パソコンからウィーンという音がそうですね)が必要になるので起動速度が低下、遅くなる原因になっています。
そのため、今回の設定では、ハードディスクの電源をオフにしない設定にして、しばらくHDDを使わなくてもHDDの電源がオフにならないようにして起動速度を速くする設定にしています。
省電力設定を変更して高速化する効果
- どのような状況でもパソコンを最高速で使用することができる
- バッテリー持続時間よりも「今の作業を速くすること」を優先した設定にできる
パソコンの起動が遅くて困っているのであれば、「Windows8.1の標準機能を使って高速化」する設定も試してみては如何でしょうか。
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