パソコン初心者の私は、何も考えずに自分で撮影したデジカメの写真やビデオをCドライブの「ピクチャー」や「ビデオ」に保存したり、音楽データも「ミュージック」フォルダーに保存しています。
でも、これらのデータファイルはファイルの容量が大きく重いのが特徴ですよね。そのため、Cドライブの容量を圧迫してしまいます。
そこで今回は、容量の大きいフォルダーをそのまま他のドライブに移行する方法を試したいと思います。
目次
ユーザーデータ用のフォルダーを高速・大容量なドライブに移行する
「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」「ミュージック」「ダウンロード」といった「ユーザーフォルダー」は、通常はCドライブに作られています。
でも、CドライブはソフトのインストールやWindowsの作業ファイル作成用にも使われるため、Cドライブの空き容量が少ないとパソコンの動きが遅くなります。
そこで、Dドライブなどの内蔵ドライブに空き容量があったり、常時外付けできる大容量ドライブがある場合には、そちらにユーザーフォルダーを移すことでCドライブの容量アップに繋がり、パソコンの動作も改善されます。
外付けドライブにSSDやUSB3.0規格などの高速ドライブを使うことで、読み書きが速くなりますので、パソコン全体の動作も高速化する効果があります。
フォルダーを移行する
1.目的のフォルダーのプロパティを開く
私は容量の大きいデジカメで撮影した動画をCドライブの「ビデオ」フォルダーに保存しているので、「ビデオ」フォルダーを移行したいと思います。
移行させたいフォルダーを右クリックしてメニューを表示したら、「プロパティ」をクリックします。
2.「場所」タブを開く
プロパティ画面が表示されたら、「場所」タブを選び、「移動」をクリックします。
3.移行先のフォルダーを選択する
移行先のドライブを開き、「新しいフォルダー」をクリックして移行先のフォルダーを作成します。作成したフォルダーをクリックして「フォルダーの選択」をクリックします。
今回は、外付けハードディスクであるFドライブに「video」フォルダーを作成し、こちらのフォルダを移行します。
4.移行を完了させる
移行先のフォルダー名が正しく表示されていることを確認して「OK」をクリックします。
「フォルダーの移動」画面が表示されるので、「はい」をクリックすると、ファイルが新しいフォルダーに移動されて移行が完了です。
5.移行完了を確認
移行したフォルダーのサイズは、54.7GBの容量を占めていました。これだけのファイル容量をファイルの切り取りと貼り付けをするだけでも、かなりの時間が掛かりますが一瞬で終わってしまいました。
また、これからはCドライブに保存されることなく、今回指定したFドライブに保存されるようになりますので、何も気にせず作業することができます。
7.元に戻す方法
ファイルとフォルダー設定を元に戻すには、2の画面を表示し、「標準に戻す」をクリックしてから「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。
編集後記
これで、ビデオ動画を保存する場所が、Cドライブでは無くなったため、容量を圧迫してパソコンの動きが遅くなるとか、重く感じるということが少なくなるはずです。
初心者は、初期設定のままパソコンを使うことが多いので、どうしてもCドライブに色んなファイルやデータを保管することが多くなり、PCの動きが遅くなります。
ユーザーデータ用フォルダーを大容量ドライブに移行する効果
- 頻繁に使うデータを高速なドライブに移すことで、素早く読み書きができる
- Cドライブの空き容量が増え、インストールできるソフトが増える
Windowsパソコンの視覚効果を無効にすることでマウスがカクカク動く遅さを改善できるかもしれません。
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