パソコンの文字が小さく、細かいため見づらいということがあります。
顔を近くに近づけたり、目を細めたりして焦点を合わせて、文字を読んでいませんか?ノートパソコンを使っている人も、画面が小さく、文字が見にくいことがあります。
そこで今回は、パソコンの文字を大きく拡大してみようと思います。
目次
文字を大きくするのに拡大鏡を使用する
インターネットのウェブページやパソコン画面の文字・フォントが小さく見にくい!拡大機能が付いているブラウザであればいいと思いますが、パソコンの設定画面やプロパティ画面は拡大できなく困ってしまいます。
困っているなら、Windowsの標準機能である「拡大鏡」がおすすめです。Windows8.1とWindows7・ビスタ(Vista)では起動の方法が違いますが、基本性能は同じです。
拡大鏡には、画面全体を拡大する「全画面」とマウスのカーソルのある部分だけを拡大表示する「レンズ」、画面の一部分だけを拡大表示する「固定」があります。
一部の文字だけが見にくいという場合には「レンズ」がおすすめで、虫眼鏡を使用しているように見えることから操作性も良く使いやすいです。
「拡大鏡」で拡大表示する
1.Windows8/8.1で拡大鏡を起動する
デスクトップ画面の左下にある「Windows」キーをクリックします。
スタート画面が表示されたら、左下にある「↓」をクリックします。
アプリ一覧画面が表示されるので、その中から「拡大鏡」をクリックします。
もし、アプリ一覧に「拡大鏡」が無い場合は、アプリ一覧の右上にある「検索ボックス」に拡大鏡と入力して検索すると表示されます。
2.Windows7、ビスタ(Vista)で拡大鏡を起動する
スタートボタンをクリックして「アクセサリ」⇒「コンピューターの簡易操作」から「拡大鏡」をクリックして起動させます。
3.拡大表示を開始する
「拡大鏡」をクリックすると、画像の上記のような拡大鏡のウィンドウが表示されます。時間が経つと虫眼鏡の表示に変わりますが、クリックするとウィンドウ画面に戻ります。
4.拡大表示の設定変更をする
拡大鏡のウィンドウにある「表示」をクリックして、「レンズ」を選びます。
5.拡大鏡のレンズの使い方
拡大鏡のレンズを設定すると、グレーの枠が表示されます。このグレーの枠の中にある文字やファイルなどが拡大されます。
この状態は、拡大する倍率が100%なので、いつも見ている画面と変わらない大きさの文字です。
拡大鏡ウィンドウの「+」をクリックすると拡大率が上がり200%で見たのがこちらです。
6.拡大鏡のレンズの見え方
グレーの枠内にあるフォルダや文字と枠外にあるフォルダや文字を比較してみました。こちらは拡大率200%です。
かなり大きく見ることができます。
編集後記
拡大鏡の設定は、「全画面」「レンズ」「固定」から選ぶことができます。
全画面にすると画面全体が拡大し、画面の上下左右の端にマウスのカーソルを移動させると画面がスクロールしていきます。画面が大きくなるので見やすいですが、画面のどこを見ているのかわかりにくいですね。
固定にすると、固定した場所だけが拡大表示されます。これだと、固定したところだけしか拡大出来ませんので拡大したい場所ではないところが拡大されてしまいます。
なので、「レンズ」機能がおすすめです。パソコンの文字が小さく見にくいと思っているのであれば、「拡大鏡」機能を使ってみては如何でしょうか。
70歳を過ぎている人に、この機能を教えたらとても喜ばれました。高齢者の人がパソコンを使うことが多くなってきているので、是非使って見て下さい。
日本語入力機能をもっと便利に使える方法もありますので、そちらも合わせてご覧下さい。
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