スマートフォンを購入する時に、どのスマホを選ぶといいのか迷いますよね。5万とか6万するスマートフォンは決して安いと言える買い物ではありません。
買ってしまったら数年間は使わないといけないので、スマホの機種選びは重要です。
そのため、ドコモ(Docomo)、au、ソフトバンク(SoftBank)のスマホカタログにはスペックの高さをアピールするようなカタログが多いです
そこで今回は、スペックの高さに騙されない!自分にあったスマートフォンの選び方を紹介します。
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目次
スマートフォンのバッテリーの容量を比較する
スマホのバッテリー容量比較
バッテリー容量が2930mAh(ミリアンペア時)などと、カタログに記載されているバッテリー容量の大きさ。
このバッテリー容量の数字が大きければ、長時間使用できると思っている人がいますが、ここに落とし穴があります。
バッテリー容量のmAh(ミリアンペア時)の数字が高いから「電池が長持ちする」ということではありません。
スマートフォンの個々の機種によって消費電力が違います。そのため、高性能モデルの2930mAhのバッテリー搭載の機種と小型モデルの2000mAhのバッテリー搭載の機種を比べると、小型モデルの方が長時間使用できることも多くあります。
バッテリー容量ではなく「連続時間」で比較
メーカーやスマートフォンの機種によって、消費電力が異なるため、バッテリー容量の大きさで比較するのではなく、「連続待ち受け時間」と「連続通話時間」を参考にするといいです。
もちろん、「連続待ち受け時間」と「連続通話時間」は、アプリをインストールしたり、動画視聴をしたり、音楽を聴いたりしていれば、それだけ消費電力が高くなるので短くなります。
あくまでの、機種間の比較の目安として見るなら、バッテリー容量ではなく、「連続待ち受け時間」と「連続通話時間」を参考にしましょう。
スマートフォンの内部メモリ(RAM/ROM)を比較する
スマートフォンの内部メモリ(RAM/ROM)で比較
スマホのメモリには、RAMとROMというのがあります。
RAMとは、複数のアプリを同時に起動した時に快適に使えるかどうかの目安になります。
そのため、1GBよりも2GB、2GBよりも3GBと数字が大きいほど、複数のアプリを同時に動かしても動作がスムーズで、動きが遅くなったり、動かなくなったり、重たくなったりすることが少ないと言えます。
ROMとは、スマホで撮影した写真や動画を収納するスペースの大きさを表しています。
RAMと同じように数字が大きいほど、たくさんの写真や動画を保管することができます。16GBより32GB、32GBより64GBの方がより多くのデータを保管できます。
ROM(内部ストレージ)は大きいサイズに変更可能
RAMは、購入した後に容量を増やしたいといっても増やすことができません。
ROMは、microSDカードの容量が大きいものを購入して差し替えることで拡張することができます。
スマートフォンの容量不足になった時には、microSDの容量を増やすと快適に使えるようになります。
スマートフォンのCPUを比較する
CPUの性能比較は不要に感じる
スマホのCPUは基本性能を左右する重要な部品であることに間違いありません。
しかし、クアッドコア2.0GHzとかデュアルコア2.0GHzと言われても正直なところ分かりませんよね。データ処理の速度が違いますが、現在のCPUの機能性能は良く、気にすることは無いと思います。
ベンチマークテストの結果で比較する
CPUのデータ処理速度が速いスマートフォンを選びたいというのであれば、CPUの処理速度を比較したベンチマークというものを参考にするといいです。
インターネットで「機種名+ベンチマーク」で検索すると検証結果がでてきますので、参考にされるといいです。
スマートフォンの本体と液晶サイズで比較
スマートフォンの画面は大画面化している
画面サイズのインチ数の数字が大きいほど、液晶画面が大きくなります。
画面の解像度が高い程、綺麗な画面で見ることができます。
そのため、液晶サイズが大きく、解像度が高い綺麗な画面のスマートフォンを選ぶ傾向にありますが、スマートフォンの本体サイズが大きくなり、ポケットに入らない、カバンにしまえないということが発生します。
それに、片手で操作できないということもあり、不便な面もあるので、お店で使ってみたり、ポケットやカバンに収まるか確認する必要があります。
液晶画面4インチが片手操作の限界
Androidスマートフォンは、高画質を全面に押し出しています。ディスプレイサイズが5.2インチとか。
4インチ以上になると片手での操作は無理です。片手で持って、もう片方の指で操作するので両手がふさがります。
性能が良いスマートフォンを購入しても操作性が悪いと実用的ではありません。
スマートフォンのカメラ画素数で比較する
1000万画素を超えるスマホが多数
スマートフォンのカメラの画素数が2000万画素とかが当たり前になっています。機種によって800万画素だったりと画素数での差はあります。
スマートフォンやタブレットで写真撮影したり、動画を撮ったりするので、画素数が多いものを選ぼうとしますが、その違いに気がつく人は少ないと言われています。
画素数は、印刷したり、画面表示する際の大きさによって画面の粗さが気になることがありますが、写真印刷でL版やはがきサイズに印刷したり、パソコンの画面で見るのであれば、画素数は400万画素で問題無いとしているメーカーが多いです。
ちなみに、800万画素で撮影した写真は「46.33cm×30.89cm」サイズの印刷が綺麗に印刷することができるようです。
画素数よりも起動時間や撮影速度で比較
スマートフォンでいざ、撮影しようとした時に、カメラアプリまでの起動時間が掛かるようだとストレスになります。
スリープ状態を解除して、カメラアプリを起動して、撮影するまでの時間が短い方がいいです。カメラ起動までの時間はスマホの機種によって異なりますので、店舗で実際に使ってみることをおすすめします。
速い機種なら3秒以内での撮影が可能ですが、遅い機種だと10秒以上掛かる機種もあります。
また、シャッターを押してから、次の写真撮影が出来るまでの時間も重要です。
編集後記
スマートフォンを購入する時に、色んな機能が付いている高機能で高性能の新しいスマートフォンが欲しいと思ってしまいますが、本当に、そこまでの機能や性能が必要か考えて選んだ方がいいですよ。
スマートフォンを購入したあとに失敗したとか、後悔しているという人も多くいます。
店舗で実際の機種を触ってみて、操作してみて、収納してみて、毎日使うのに違和感が無いかを確認しておきましょう
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