何の気なく無料Wi-Fiに接続しているなら、あなたのスマートフォンはウィルス感染していたり、接続中に遠隔操作されて個人情報が抜き取られている可能性があります。
無料Wi-Fi、公衆無線LANはとても便利ですが、危険もあることを知っておきましょう。
そこで今回は、無料Wi-Fi・公衆無線LANに接続する時に気を付けることについて紹介します。
目次
無料Wi-Fi・公衆無線LANに接続する時に気を付けること
何も知らずに、スマートフォンの画面に表示された無料Wi-Fi・公衆無線LANに接続する時に気を付けることがあります。
これさえ、守っておけばひとまず安心できます。
絶対に接続してはいけない無料Wi-Fi・公衆無線LAN
無料で使えるからと言って、どれでも接続していいという訳ではありません。中には不正アクセスされたり、ウィルス感染してしまう可能性がある接続先もあります。
- FreepublicWiFi
- FON_FREE_INTERNET
- FON
- 0001softbank
には、接続しない。
暗号化が「None」になっている無料スポットには接続しない。
「None」と表示されているのは、セキュリティ対策がされていないことを意味しているので、接続すると、通信内容が丸見えになってしまいます。
丸見えとは、ネット接続先、メール内容、LINEトークなどあなたのスマホの内容が全てオープンになってしまい、見られてしまうということです。
無料Wi-Fi、公衆無線LANに接続する時のチェック項目
- 公共施設が提供しているWi-Fiだからといって安全だと思わない
- 無料Wi-Fi、公衆無線LANを使うときは重要な情報の送信はしない
- 暗号化されていない、暗号化レベルが低いWi-Fiスポットは利用しない
- WEPキーのネットワークは信用しない
- WPA2またはAESキーのネットワークを利用する
- 自分のスマホのウィルスソフトは常に最新バージョンにしておく
- 無料Wi-Fi、公衆無線LAN利用時に大事な情報をやり取りするならSSLで行なう
- 知らないWi-Fiに接続しない
- ネットバンキングやクレジット情報の入力など、外に漏れるとリスクの高い情報は通信しない
無料Wi-Fi、公衆無線LANでの被害事例
電波法が定める上限の9倍もの電波を出す無線LANアダプタを使い、近隣の家の無線LANのWEPキーを突破して、無線LANをタダで使っていた。
スタバのWi-Fiは暗号化されていません。それを利用て通信内容の盗聴やなりすましができる環境にある。
成田、関西、神戸空港の無料公衆無線LANは暗号化されてなく、のぞき見できる状態になっているとある教授が指摘しています。
他人の家の無線LANに接続して、他人のクレジットカード情報を使って、インターネットで買い物をしたという事件がありました。
編集後記
どの無料Wi-Fiについても、なりすましや盗聴、個人情報の流出があった場合でも、責任は負わないと規約に書かれています。
ということは、自分のスマホの情報は自分で守る必要があります。タダだからと言って安易に使うのではなく、自分のスマホにセキュリティソフトを導入しておくことは必要なことだと思います。
無料でも使えるセキュリティソフトがたくさんありますので、自分のスマホは自分で守ることを意識して無料Wi-Fiや公衆無線LANを使いましょう。
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