年末の忙しいときに、3年前に買ったBROTHER(ブラザー)のプリンターの調子が悪くて年賀状印刷をしたら、黒い線が何本も入っちゃってるし、色が薄かったり、汚かったり、枠なしに設定しているにも関わらず枠有り印刷になってしまったりと年賀状印刷には、もう使えないということで新しいプリンターを購入すべく、家電量販店に行ってプリンターの話を聞いてきました。
そこで今回は、プリンターのキャノンとエプソンの機能比較を詳しく聞いてきましたので写真・画質・使い勝手などについてまとめます。
キャノンとエプソンどっちがいい?
普段は、モノクロ(白黒)印刷しかしませんが、年賀状は自分でつくっているため、宛名印刷も写真選び、デザインもして家のプリンターで印刷して準備しています。家電量販店で店員さんに、キャノンとエプソンの機能や写真印刷の画質の違い、印刷コストの違いなどを丁寧に教えてもらいました。それぞれ、機種も色々とありますが、話を聞いてキャノンはTS8030、エプソンはEP-879で検討することにしました。
基本スペックを比較してみました
項目 | キャノン TS8030 |
エプソン EP-879 |
---|---|---|
対応インク | BCI-370/371シリーズ | クマノミシリーズ |
質量 | 約6.5㎏ | 約6.7㎏ |
インク色数 | 6色顔料/染料 独立型 インクカラー4色 |
6色染料 独立型 インクカラー5色 |
最高解像度 | 9600×2400 | 5760×1440dpi |
タッチパネル | 対応 | 対応 |
カラー液晶モニター | 4.3インチ | 2.7インチ |
インターフェイス | 無線LAN | 無線LAN 有線LAN |
給紙方法 | 前面1段カセット 後トレイ |
前面2段カセット 手差しトレイ |
給紙容量 | A4:200枚 はがき:40枚 |
A4:100枚 はがき:60枚 |
自動電源 ON/OFF |
対応 | 対応 |
自動排紙 トレイ開閉 |
開閉対応 | オープンのみ対応 |
自動両面印刷 | 対応 | 対応 |
CD/DVD印刷 | 対応 | 対応 |
メモリーカード 印刷 |
対応 | 対応 |
FAX・ADF | 非対応 | 非対応 |
印刷コスト L判/大容量インク |
15.9円 | 20.6円 |
印刷コスト L判/標準インク |
23.1円 | 26.5円 |
印刷スピード (L判) |
約18秒 | 約13秒 |
コピー スキャナー |
2400dpi×4800dpi | 1200dpi×4800dpi |
本体サイズ(mm) 横幅×奥行×高さ |
372×324×139 | 349×340×142 |
給紙方法の違い
給紙方法は、前面トレイにA4サイズ用紙やはがきを入れて印刷することがどちらもできます。でも、キャノンのほうは用紙を入れるとトレイが3cmほど飛び出します。印刷するときに邪魔になったりすることはありませんが、本体サイズよりも実際に使うときは3cmほどスペースが必要になります。エプソンは出っ張ったりすること無く用紙をトレイに入れることができます。
キャノンは後トレイを使用することがありますが、エプソンは前トレイだけで十分に用紙対応できます。そのため、タンスや棚などの高い場所に置いても支障なくプリントアウトすることができます。キャノンのほうは後トレイを使うとき、高い位置にプリンターを設置すると使いにくいデメリットがあります。
インク種類の違い
インク | キャノン | エプソン |
---|---|---|
ブラック染料 | ◯ | ◯ |
ブラック顔料 | ◯ | – |
シアン | ◯ | ◯ |
マゼンタ | ◯ | ◯ |
イエロー | ◯ | ◯ |
ライトシアン | – | ◯ |
ライトマゼンタ | – | ◯ |
グレー | ◯ | – |
キャノンとエプソンの6色インクのカラー種類を一覧表にまとめてみました。
キャノンは、ブラック顔料とグレー色があること。印刷した面のインクが滲むことがなく綺麗。特に黒色をハッキリと印刷することができ、宛名印刷やモノクロ印刷メインのときにおすすめ。
エプソンは、ライトシアンとライトマゼンタがあること。カラー印刷するときの色が多いため、写真や年賀はがきなどカラー印刷するときの綺麗さを追求したいときにおすすめ。
写真印刷を綺麗に印刷したいのであれば、エプソンのプリンターがおすすめですが、使用頻度を考えて買ったほうがいいと思います。エプソンのほうは手汗でもインクがにじんでしまうことがあるので、注意が必要かも知れません。
印刷コストを比較
項目 | キャノン TS8030 |
エプソン EP-879 |
---|---|---|
印刷コスト L判/大容量インク |
15.9円 | 20.6円 |
印刷コスト L判/標準インク |
23.1円 | 26.5円 |
標準のインクであっても、大容量のインクであってもキャノンのほうが印刷コストは安いです。ただ、家電量販店でインク代をみたら、エプソンのインクが安くなる時期があるみたいで、そのときに買えば変わらない程度まで印刷コストは落ちるますとのことでした。常にインクを格安で買える訳ではないということではありますね。
編集後記
エプソンとキャノンのプリンターの違いを比較してみました。家電量販店のプロの人に説明してもらった内容です。他にも細かいところでは、印刷スピードやインターフェイスの無線LAN・有線LANの箇所も違うことを説明して頂きましたが、私が機種を選ぶときに重要なところでは無かったので、一覧での比較だけにしました。
家電量販店で聞いた話、カタログ、ネットでの情報収集、別の家電量販店でも話を聞いて見た結果、私はキャノン製のプリンターを購入することにしました。
写真印刷は年賀状がメインであり、宛名印刷も自分ですること、子供の写真も印刷することがありますが、ほとんどデータで保存している状態なので1年間を通しても何十枚印刷しないこと。モノクロ(白黒)印刷がメインだし、カラー印刷でもグラフやPDFのカタログ印刷などがメインなので、そこまで写真の画像を重要視しなくてもいいかなと。こんな理由から、キャノンのプリンターを購入することに決めました。
コメントを残す