パソコンを起動して、Windowsが立ち上がるまで異常に遅い!と不満に思っていませんか。
起動するまでが遅いと、Windowsが立ち上がってからのマウスやエクセル、インターネットなどを開こうとしたり、文字入力をしても、反映されるまでに時間が掛かったり、カーソルの動きが鈍かったりします。
そこで今回は、ソフトの自動起動を停止してWindowsの起動を高速化してみたいと思います。
目次
パソコンの起動が遅いのは不要ソフトが起動しているから
Windowsには「スタートアップ」という機能があります。
これは、指定したソフトをWindowsの起動と同時に自動起動させる便利機能です。必ず使うソフトを自動的に起動できるのは便利ですが、不要なソフトが勝手に起動することもあります。
すると、Windowsの起動が遅くなりますし、不要なソフトが起動していることで全体の動作速度や安定性が低下します。
これを防ぐためには「スタートアップ」という名前のフォルダーから不要なソフトのショートカットを削除します。
ショートカットを削除するだけなのでソフトのアンインストール(削除)されることはありません。
スタートアップのフォルダーは「全ユーザー用」と「自分用」の2つがありますので、両方共確認しましょう。
全ユーザー用のスタートアップを削除する方法
1.ファイル名を指定して実行する
「Windowsキー」を押しながら「Rキー」を押して、「ファイル名を指定して実行」画面を表示します。
名前のところに「shell:common startup」と入力して「OK」をクリックします。
2.不要なショートカットを削除する
スタートアップフォルダーが開いたら、起動させたくないショートカットがありましたら、「ゴミ箱」にドラッグ&ドロップするなどして削除します。
この操作を行なうと、そのパソコンに登録されている他のユーザーでも自動起動しなくなりますので、注意して下さい。
自分用のスタートアップを削除する
1.ファイル名を指定して実行する
「Windowsキー」を押しながら「Rキー」を押して、「ファイル名を指定して実行」画面を表示します。
名前のところに「shell:startup」と入力して「OK」をクリックします。
2.不要なショートカットを削除する
スタートアップフォルダーが開いたら、起動させたくないショートカットがありましたら、「ゴミ箱」にドラッグ&ドロップするなどして削除します。
こちらは、削除しても他のユーザーには影響はありません。
編集後記
ショートカットを削除するのが怖い。何かあったらどうしようと思っているなら、スタートアップのショートカットを削除するのではなく、一時的に自動起動させないようにしては如何でしょうか。
スタートアップにあるショートカットを別のフォルダに移動させておくだけです。
後から元の「スタートアップ」フォルダに戻すことで、再び自動起動させることができます。自動起動させない状態を試してみたい人にとっても便利な方法です。
ソフトの自動起動を停止する効果
- Windowsの起動とその後の動作を高速化する
- 不要なソフトを終了させる手間がなくなる
フリーソフトを使って簡単にパソコンとインターネットを高速化することもできます。
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