パソコンの起動が遅くなったのは、感覚的に分かりますが、どのくらい起動に時間が掛かっているのか気になりました。
パソコンを購入した時に起動時間を一度測っておき、起動が遅いと感じた時と比べると分かりやすいですね。
そこで今回は、Windowsの起動に掛かった時間を調べてみたいと思います。
目次
パソコンの起動の高速化してどのくらい速くなるのか?
パソコンの起動時間を短くして、高速化する方法はいくつもあります。
高速化設定して、実際にどの位の効果があったのか分からないですよね。その効果を知るためには、「イベントビューアー」または「タスクマネージャー」を使うことで、パソコンの起動に掛かった時間を知ることができます。
「イベントビューア」と「タスクマネージャー」の起動時間が異なりますが、これは計測を始めるタイミングがイベントビューアーの方が速いためです。
電源を入れて各周辺機器のチェックをするところからの時間を知りたいのであればイベントビューアーの時間を参考にします。
Windowsの起動が開始してからサイン画面が表示されるまでの時間を知りたいのであればタスクマネージャーの時間を参考にします。
それでは、「イベントビューア」と「タスクマネージャー」での起動時間を調べてみます。
イベントビューアーで起動時間を調べる
1.イベントビューアーを起動させる
「スタート」ボタンを右クリックして、「イベントビューアー」をクリックします。
イベントビューアーの画面が開いたら、画面左側で「アプリケーションとサービスログ」 ⇒ 「Microsoft」 ⇒ 「Windows」の順にダブルクリックしていきます。
2.Operationalを開く
画面左側で「Windows」の中を下にスクロールしていくと「Diagnostics-Performance」という項目がありますのでクリックして、中央の枠に「Operational」が表示されますのでダブルクリックします。
3.起動時間を確認する
「イベントID」が「100」になっているのが、Windowsの起動に関する情報のイベントです。クリックすると下部に情報が表示されます。
「ブート所要時間」に起動時間が表示されます。
「IsDegradation」が「false」になっていたら前回よりも数値が増えていて(遅くなっている)、「true」なら減っている(速くなっている)ことを意味しています。
タスクマネージャーで起動時間を調べる
1.スタートアップタブで起動時間を確認する
「スタート」ボタンを右クリックしてメニューが表示されたら、「タスクマネージャー」をクリックして、「スタートアップ」タブをクリックします。
「前回のBIOS起動時間」を見ることで、起動時間を知ることができます。
編集後記
イベントビューアーの3の画面で、起動時間だけを表示することができます。
3のイベントビューアーの画面で、右側にある「現在のログをフィルター」をクリックし、次の画面が表示されたら、真ん中あたりにある「<すべてのイベントID>」の部分に「100」と入力して「OK」をクリックします。
すると、これまでの起動に掛かった時間だけを一覧表示することができますので、分かりやすくなります。
Windowsの起動時間を調査する効果
- Windowsの起動に掛かった時間を知ることができる
- スタートアップやサービス停止した高速化の効果を確認することができる
当サイトで紹介しているパソコンの高速化 7つの方法
- パソコンの起動が遅いのを劇的に速くする標準機能
- パソコンの動作が遅いなら不要プログラムを停止して高速設定に!
- 起動が遅くなる原因の停止・終了していい不要なプログラム一覧
- パソコンのCドライブの容量を減らし空き容量を増やし高速化する
- PCとネットの両方を高速化できるフリーソフトをダウンロード
- パソコンの起動が異常に遅いのは不要な自動起動ソフトが原因かも
- タスクマネージャーで自動起動ソフトを停止してPCを高速化する
以上の方法を試してみて、起動時間を測定してみましょう!
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