Windowsが頻繁にエラーを起こしてしまう場合、インストールされているソフトに問題があったり、パソコン・ハードディスクとの相性が問題となっていることが多いです。
でも、素人には、どのソフトが不具合を出しているのか分かりませんよね。
そこで今回は、信頼性モニターという機能を使ってみたいと思います。
目次
信頼性モニターとは
ハードウェアとソフトウェアの間で起きた問題やコンピューターに加えられた変更を測定するツールです。
パソコンの安全性・信頼性を1から10までの範囲で評価してくれ、1に近い程、安定性が低いということが分かるツールです。
不具合の原因を突き止める
パソコンに発生している問題の原因を追求するには、どのソフトでどんな操作をしたら問題が起きたのかを把握して、改善のための検討をする必要がありますが、素人には難しいです。
そこで活用したいのが「信頼性モニター」と呼ばれる機能です。
この機能はWindows上で発生したすべてのエラーとその内容を細かく記録してくれています。問題の多いソフトが一発で分かるため、そのソフトは使用停止したり、削除したりして類似ソフトを活用するなどの対策が立てやすくなります。
1.アクションセンターを開く
「スタート」ボタンを右クリックしメニューを表示して、「コントロールパネル」 ⇒ 「システムとセキュリティ」をクリックして、「アクションセンター」をクリックします。
コントロールパネルの詳しい開き方やショートカットの作成方法は、別途紹介させて頂いてますので「 こちら 」をご確認下さい。
2.信頼性モニターを起動する
アクションセンターの画面が表示されたら、メンテナンスの下矢印をクリックしてメニューを一覧表示させて、「信頼性履歴の表示」をクリックして信頼性モニターを起動します。
3.エラー履歴をチェック
信頼性モニターを起動すると過去のエラー記録が一覧表示されます。
グラフの日時をクリックすると、その日時に発生したエラーを確認することができます。エラーの元となったソフト名とその内容が記載されていますので、問題解決の参考にします。
4.エラーの詳細をチェック
3で消磁されたエラーの発生元欄にあるファイル名をダブルクリックエラーの詳細が表示されます。
素人には内容を見ても分からないことだらけですが、フリーソフトなどのインストールにより不具合が発生しているなら、そのフリーソフトの使用をしないようにしましょう。
また、ソフトの開発元などに問い合わせる時に、この情報を伝えると解決策が見つかることがあります。
編集後記
発生したエラーによっては、Windowsが解決策を提示してくれることもあります。その場合、3の画面の下部にある「すべての問題の解決策を確認する」をクリックして内容をチェックしてみましょう。解決策が見つかることもあります。
なんだか分かんないけど、エラーが出てしまうという時は、信頼性モニターで確認してからメーカーや開発元、またはサポートセンターに問い合わせると、話が通じやすいです。
信頼性モニターを活用する効果
- 不具合の元になっているソフトが突き止められる
- システムに発生したエラー履歴がチェックできる
ハードディスクの「 データエラーをチェック 」して物理的破損を事前に防ぐことも合わせて行なうといいですよ。
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