パソコンの起動時間が遅くなり、ストレスを感じることがありますよね。
パソコンを購入した当初は、起動時間の速さにビックリしたものの、フリーソフトをインストールしたり、アプリをインストールしたり、動画や画像をインストールしている内に、パソコンの起動が遅くなったので、改善したいと思います。
今回は、Windows8.1の標準機能を使って高速化します。
目次
Windows8.1なら設定変更だけで劇的に起動時間が速くなる!
ウインドウズ8から、標準機能として「高速スタートアップ」が搭載されています。
この機能を有効化することで、今までの起動時間が約50%、半分の時間で起動できるようになる優れた機能です。
この高速スタートアップは、シャットダウンする時に、システム情報の初期化や再読み込みをしないで、シャットダウン前にあらかじめ保存しておいたシステムの情報から起動することで、起動時間を早くするものです。
高速スタートアップするとどんな不具合や問題があるのか?
前回のシャットダウン時に接続していなかったUSBや外付けHDD、拡張ボードなどが、パソコン起動時に接続されていると正常に認識されないという不具合が発生することがあります。
これを解決するには、再起動を行えば問題ありません。
この高速スタートアップはパソコンによっては、未対応の場合もあるようです。設定項目が無いときには、諦めるしかありません。
もっとも注意したいことは・・・
パソコンを新たに購入してWindows8/8.1を使う場合に、今まで使っていたWindowsXP/vista/7に接続していた外付けHDD(USBに接続するタイプ)の場合には、一部ファイルが壊れたり、最悪外付けHDDが壊れてしまい、データ復旧ができないという状況になってしまうことがあります。
そのため、WindowsXP/vista/7で使っていた外付けHDD(USBに接続するタイプ)をWindows8/8.1でも使う場合には、「高速スタートアップ」機能は外しておいた方が安全です。
高速スタートアップを有効にする方法
1.コントロールパネルを開く
左下のスタートメニューにカーソルを合わせて右クリックして、コントロールパネルをクリックしてコントロールパネルを開きます。
コントロールパネルの「システムとセキュリティ」をクリックします。
2.電源操作の設定画面を開く
「電源オプション」をクリックします。
電源オプションの設定画面が開いたら、左側のメニューにある「スリーブ解除時のパスワード変更」または「電源ボタンの動作を選択する」のいずれかをクリックします。
3.高速スタートアップを有効化する
電源ボタンなどの設定画面になったら、「シャットダウン設定」の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを有効にします。
これで高速スタートアップを有効にする設定が完了です。
高速スタートアップを無効・解除する場合には、チェックを外せがOKです。
高速スタートアップの設定変更ができない場合
高速スタートアップの項目がグレー表示で変更できない場合は、「現在利用可能ではない設定を変更します」の表示をクリックすれば大丈夫です。
起動を高速化してストレス半減
標準機能で搭載されている「高速スタートアップ」を設定するだけで、今までパソコンの立ち上げに1分間掛かっていた時間が、30秒でパソコンが立ち上げる計算になります。
私が試してみた結果、確かに早くなりました。これなら、パソコンの立ち上がりが遅くイライしてストレスを溜めることもありません。
パソコンの起動時間が高速化して時間短縮することができれば、それだけ早くパソコン操作ができるようになりますので効率化になりますね。
とても便利な機能です。
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