パソコンを操作する際に必ず使うのがエクスプローラーというフォルダー探したりするウィンドウです。
見た感じで操作できるようになっていますが、改めて基本的なファイル管理ができるようにしたいと思います。
そこで今回は、エクスプローラーを使いこなしWindowsを快適に利用したいと思います。
エクスプローラーを効率的に活用する基本テクニック
ファイルやフォルダーを移動したり、削除したり、目的のファイルを探して開いたりするには、「エクスプローラー」を使います。
そのエクスプローラーがWindows8.1では大きく変化しています。もっとも大きな違いは、「リボン」の採用です。
リボンとは「Microsoft Office 2007」以降でも採用されている操作方式で、画面の上部に様々な機能ボタンが表示され、ワンクリックで実行できるものです。
Windowsの操作の多くを占めるのは、ファイル操作です。そのファイル操作を行なうエクスプローラーを使いこなせば、Windowsをより快適に利用することができるはずです。
エクスプローラーの基本
1.各部分の名称と説明
① | フォルダーツリー | フォルダーの階層構造を表示する。ダブルクリックで下の階層が開く。 |
---|---|---|
② | フォルダー一覧 | ①で選んだフォルダー内の「ファイル」と「サブフォルダー」が表示される。 |
③ | 「上のフォルダー」 アイコン |
1つ上の階層のフォルダーを表示する。 |
④ | フォルダーの位置 | ②で表示しているフォルダーの位置を表示する。クリックすると「パス」が表示される。 |
⑤ | リボン | 表示しているフォルダーや選択しているファイルに応じた機能アイコンが表示される |
⑥ | クイックアクセス ツールバー |
フォルダーの新規作成やプロパティ表示ができる。 |
⑦ | ステータスバー | 選択中のファイル・フォルダーの個数や合計サイズが表示される。 |
2.フォルダー内は「詳細表示」が便利
フォルダー内を表示する際には、右下部のアイコンをクリックして「詳細表示」にしておくと便利です。ファイルが1列に並ぶので、探しやすくなります。
項目名をクリックすることで、その項目を基準に昇順または降順に並び替えることができます。
3.表示項目を追加・削除する
「詳細表示」では、項目名の部分を右クリックするとメニューが表示されます。
ここで、項目名にチェックを入れれば表示され、外せば表示されなくなります。「その他」で、さらに多くの項目を選択することができます。
必要な項目だけを表示するようにしましょう。多くの項目を表示しても、見にくいだけになります。
「リボン」の基本
1.そのとき操作できるボタンが表示される
「ホーム」「共有」「表示」をクリックすると、それぞれの「リボン」が表示されます。リボンは「そのとき実行できない操作」は灰色になっていてクリックすることができません。
ここでは、書き込み可能なディスクがセットされていないのと、印刷可能なファイルでもないので、「ディスクに書き込む」と「印刷」がクリックできないようになっています。
2.ファイル・フォルダーに応じて別なリボンが表示される
例えば「ミュージック」内では「ミュージックツール」、画像ファイルに対しては「ピクチャーツール」が表示され、複数の条件を満たす場合には複数表示されます。
「ホーム」リボン
1.ファイルに対して基本操作をする
「ホーム」リボンでは、ファイルに対する基本操作ができます。例えば「選択の切り替え」は、「選択」されているファイルを「非選択」に、「非選択」のファイルを「選択」状態します。
「少数のファイル以外、すべて削除」といった作業をしたい場合に便利な機能です。
「共有」リボン
1.ファイルの送信や共有設定をする
「共有」リボンは、送信や共有といった、ファイルを外部とやりとりするための操作ができます。ファイルを選択した後、「Zip」をクリックすることで、ファイルを圧縮して1つのファイルにまとめることができます。
「表示」リボン
1.ファイル・フォルダーの表示方法を設定する
「表示」リボンは、ファイルやフォルダーをどのように表示するかを設定できます。「プレビューウィンドウ」と「詳細ウィンドウ」は、クリックすると表示・非表示を切り替えることができます。
2.ファイル内容がわかるプレビューウィンドウ
1で「プレビューウィンドウ」をクリックすると、クリックしたファイルの内容が表示されるウィンドウが現れます。画像だけでなく、OfficeやPDFの表示、動画の再生なども可能な便利なものです。
3.ファイル情報がわかる詳細ウィンドウ
1で「詳細ウィンドウ」をクリックすると、クリックしたファイルの詳細情報が表示されるウィンドウが現れます。
従来のエクスプローラーでは下端に表示されていたものが、情報がより見やすく、そしてフォルダー画面を上下に広く使えるようになっています。
編集後記
Windows8.1のエクスプローラーは、初期状態では「ライブラリ」が表示されない設定になっています。表示するには、フォルダーツリーの空白部分を右クリックして「ライブラリの表示」にチェックを入れます。
「ホーム」「共有」「表示」の部分を右クリックして「リボンの最小化」のチェックを外すと、リボンが常に表示された状態になります。
画面が十分に広いパソコンでエクスプローラーを使うなら、この方が見やすく便利です。
今回、紹介したのは基本的な機能ですが、使いこなせばパソコンをより快適に使うことができますので、試してみて下さい。
フォルダーやソフトなどをすぐに起動できる「 タスクバー 」を活用しましょう。
エクスプローラーを使いこなす効果
- ファイルの整理や編集を効率よく行なう方法がわかる
- 新しい機能「リボン」の使い方で利便性がアップ
参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。
今日子様、コメントありがとうございます。